和服の風通し

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九十九里浜日記

2006年09月24日

彼岸参りに来た姉が、思い出話しのついでに母の和箪笥を開けて、「少し湿気があるみたい。風通しをしてあげたら」と言っていた。
今日も湿度が低そうなので、箪笥の引き出し3つの中の母の和服を取り出し、かもいからかもいに引いたひもにかけている。
年に一度は母もよくそうしていたので、見よう見まね。
11月の頃だったはずだ。
思い立ったら吉日とばかり、9月なのにやった。
部屋中に懐かしい母の着物がかかり、いい気持ち。
私にはサイズがちと小さい。裄が少し短いのだが、でも、着てみようかしら。

一人娘が3歳になる甥が、バイクで一人でやってきた。
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「娘を乗せてくればいいのに」との無責任な私の言に、「とんでもない!」と。
彼岸だとは気付かなかったらしい。
いろいろと気分的に深刻に取り込んでいるらしく、ひとりでおしゃべりをして帰っていった。
彼も、 こころの虫干しが少しは出来たのであればいいのだが。

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