獲りたて背黒鰯

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九十九里浜日記

2016年12月09日

風邪が少し強いが、日当たりもよく、暖かな日である。
庭の水仙、咲いているのを切って活けて香りを楽しみながら、日向ぼっこがてら本を読んでいると、「居るかい? 鰯いる?」とご近所さんが声をかけてくれる。
「鰯をもらってきたから、いるかい? 入れ物持って来たいよ」 なんだか昔を思い出すなー。
ボールを持って行ってみると、新鮮そのもの今獲ったばかりの背黒鰯、大型発泡スチロール箱いっぱいに氷と入っている。煮干しになったり鰯のごま漬、味醂干しになったりするものだ。
「友達が船頭してて、いま獲ってきたのよ」と。
ボールに分けてもらうと、イワシの横腹が青光りしてきらきらしている。
早速、腸を取り開いて骨を取って、刺身や酢漬け、そして煮つけにする。
新鮮だから何にしても美味しいのだが、刺身が一番だったな。こりこりして。

昨日はサツマイモも頂いた。早速蒸かした。
自然の美味しい海の幸山の幸がある田舎にいると、都会での食生活のあり方など、ふと考えてしまう。何が豊かなのか。

 

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