終戦記念日

8月はロングバケーション

2008年08月16日

昨日は終戦記念日。
敗戦して、63年目の夏。

一昨年冬ドイツを旅行して、ボツダムにも寄った。
ツェツィーリエンホーフ宮殿の食堂。
ここで、ドイツは既に降伏し、連合軍による戦後処理の会議が開かれて、7月、日本に最後通牒ボツダム宣言を発した。
日本はそれを拒絶し、ために8月6日広島に9日長崎に、史上初の原爆投下を受けた。
そのボツダム会議開催の現場を訪れ、その場に立ち尽くしてしまった記憶が甦ってきた。
原爆開発に関しては、パール・バック著『神の火を制御せよ』に詳しい。
ナチに原爆開発の先をこされてはとアメリカが必死で開発し、そのナチが全面降伏したのだからもういいとの科学者の意見に反して、日本に戦線布告したソ連に脅しをかけるために政治家が日本に投下を指示したとある。

あれから63年。
戦争は一応していない。
こんなに平和で有り難い国は他に例をみない事実をもっと誇りを持って大切にしたいものだ。

北京でオリンピックが開かれている。
オリンピックの開会期間中は戦いはしないという古代の精神は何所に。
ロシア近郊で戦いがあった。

次代を担う少年たちの甲子園での全国高校野球は清々しい熱戦を続けている。

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