ロングバケーション・スタート

8月はロング・バケーション

18年のロングバケーション

2018年07月21日

昨日、九十九里へやってきた。
待望のロングバケーション。日本列島は連日の猛暑で、まだまだ続くという。九十九里もさぞや暑かろうと覚悟をしてきたが、なんのなんの、吹く風が違う。コンクリートの建物や道路に囲まれた都市部と違う、空気が生きているのだ。緑の木々や大海原を渡ってくる風は何と涼やかな事か!! その大気を十分に吸って、生き返った心持ちだ。
そして、草も伸び放題! 見て見ぬことにした。鬼百合や金魚草、そして紫陽花が鮮やかな色を放っている。藪鶯がひと際高い声で歓迎してくれる、見事な谷渡りだ。黒揚羽や青を基調に黒の入る蝶が優雅に舞っている。蜂は忙しく飛び回って。蝉の抜け殻があちこちに。
と、畑で仕事をしていた近所の旦那さんが、早速声を掛けてくれる。「ついてきたいよ。いろいろあるよ」と。なるほど、大汗で農作業をしていた手を休めて、茗荷、茄子、青じそトマトなどなど、持ちきれないほど採ってくれた。新鮮そのもの。いい香りがする。味噌汁、薬味にと、今夜の献立に贅沢な思いが馳せる。
これまで気が付かなかったが、その畑の脇に大木が一本ある。なんの木と聞くと、「半纏木」だという。大きな葉が半纏に似ている。きれいな花も咲くそうな。

夜、海鳴りはそれほどなく静かだ。南方に台風があるはずだが。兎も角、熱帯夜でクーラーによる寝心地悪い夜でない、自然の涼しい眠りを愉しんだ。


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