『へこたれない心』

トップ > 日記

読書日記

2013年01月24日

『へこたれない心』 園田天光光 学研 1333円+税

著者は、言わずと知れた女性衆議院議員第1号
現在御歳94歳
終戦の翌年1946年に実施された初の普通選挙(女性も立候補可)に、餓死防衛同盟党首として立候補、見事当選を果たした。その時、彼女のほかにも多数の女性衆議院議員が誕生した。
天光光さんは、終戦直後上野駅や新宿駅に大勢の焼け出されて家や家族を失った人々、餓死している人々を見て、いてもたってもいられずあの戦禍を辛くも生き延びることの出来た命をむざむざ死んでなるものかと、みなに呼びかけ街頭演説をして決起した、凄い人。
3期勤めて退任。国会で意を同じくした園田直と結婚。彼の後ろを守る役に徹した。この辺りの件は、「白亜の恋」として騒がれたそうで、私の亡母から話しを聞いたことを思い出す。
近年、同じ会のメンバーとして、あるいはあるご縁で、お目にかかる機会を重ね、凛としたお姿でしっかりとした物言いが流石だと感銘した。

この著は、東日本大震災を体験して、今国民皆が鬱になってもおかしくない状況が、丁度終戦直後の状況に似ている、へこたれてはならない、立ち上がらねば、との国民皆へのエールに聞こえる。特に私は、力強いしかも明るく嫋やかな心持ちをいただいた気分だ。
日々の暮らしの心持ちを、邪悪なものを取り払い、陰の力に感謝するよう実行すること、と読んだ。
特に難しい事ではないが、この慌ただし日々に、つい怠っていることばかりだった。
思い当たる事ばかりで、よし、やってみようと、心持ちがふっ立ってきて明るくなった。 
全て納得。できることから直ぐ実行しよう。
先ず、朝の目覚め。にっこりとこころを明るくして起きる。東の窓を大きく開け、先ず呼気をしっかりと吐出し、それから新鮮な空気をいっぱい吸う。
家事は丹念に、整理整頓を励む。
就眠前は、鏡(ご神体)に向かっていい顔に整える。鏡はこころをうつす。不味い顔のときは、何かこころにひっかかることがあるはず。ごめんなさいとこころから詫びて、朗らかな心持ちにする。と、顔も穏やかになる。就眠前の人間の大脳はとても暗示を受けやすいので、よい方に活用させる。就眠は、自然の力と人間の生命が交流統合するときだから。

行い一つ、心持ち一つで、邪悪なものが逃げてゆく、言葉が成否を分ける、よい言葉に命は育まれる、口をこぼさず、悪口はいわず、目に見えない物に感謝の言葉を発す。お陰様です、と。有り難うございます、と。

 

[前の日へのリンク]← 
→[次の日へのリンク]

NewChibaProject