『殺人犯はわが子なり』

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読書日記

2014年11月30日

『殺人犯はわが子なり』 レックス・スタウト ハヤカワ・ミステリ 1000円+税

ネオ・ウルフ物に懲りまくっている。かつて読んだ物を本箱から引っぱり出して再読しているのだ。面白い。
この作は1956年に出されている。
ネブラスカの田舎の実業家が、11年前に勘当した息子を探してくれとニューヨークのウルフのもとにやって来た。
頭文字の名のみで新聞広告で呼びかけたが、それらしき者の反応がない。
もしかして今第一級殺人罪で起訴されている若者か。
タイムズの一面に載ったワシントン特電の記事からウルフは解決する。
"政府機関の査察に応じて、すべての民間福祉年金計画の内容を明らかにするよう要請する法案が、本日上院小委員会によって提出された。この提案の土台となっているのは、単なる帳簿もれから90万ドル着服にいたるまでの事例を2年越しに検討した結果である。…"
例によって、アーチー好みの見目麗しい夫人や秘書が登場している。

今回の謎解きは、タイムズの記事を読んでいないと出来ない。政治のネタを知るも名探偵の努めだ。

 

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