『健康太極拳』

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読書日記

2011年01月24日

『健康太極拳』 楊 慧(よう けい)著 新星出版社 1500円+税

ニイハオ。
町内会会館で太極拳を習いはじめた。
見よう見まねでさっぱり埒が明かない。
先生に本の紹介を依頼すると、『健康太極拳』を買ってきて下さった。
読んで少し太極拳なるものが分かったが、はて、付録のDVDを見ながらでも、動きは手足ばらばら?!
先輩たちは数年はやっているそうで、見事に揃っている。
私も数年は続けよう。

『健康太極拳』は、楊名時24式太極拳を楊慧さんがDVDと絵で解説している。
それと準備体操といおうか、「八段錦」という中国に800年前にできた健康運動法も解説されている。

太極拳は「鶴の舞」ともいわれ、蛇と闘争する鶴の姿からヒントを得たと言われる。
そうか、できるだけ優雅に舞おぅっと。
そして、呼吸や気、ツボなどが大きな意味をもつ。

そもそも、太極拳の起源は、禅宗の開祖達磨大師が精神修養や健康増進のために創立した「五拳」にさかのぼる。
そして、太極とは、「易経」にあることばで、気の原初の形で大宇宙の源。拳とは、技や術のこと。
つまり、太極拳とは小宇宙の人間と大宇宙とが一帯となり調和をとる技、術である。

そうか、一朝一夕にできる技ではないな!!

ゆっくりと続けよう。
不思議とこころが無になり、心地よい疲れが残る。
謝謝、再見(ヅァイジェン さようなら)

(11.01.24)  

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