『冬のフロスト 下』

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読書日記

2013年07月16日

『冬のフロスト 下』 R.D.ウィングフィールド 創元推理文庫 1300円+税

上に続き、暇をみては一気に引きずり込まれた。
自称"正真正銘のうすのろ大間抜け"が、人情味豊かに同時に起こる幾つかの難解な事件を、あまり当てにならない直感で、見事に解決していく。
途中はらはらどきどき、最後は部下の女性部長刑事が極悪な殺人犯の刃にかかる、なんとまぁ、しっかりしてよフロスト警部と思いながら、目が話せなくなる。
かなりの娯楽大作である。
後書きを養老孟司氏が書いている。 

 

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