おしゃべり・トーク

退職日記

         
   

2004年03月14日

 この3月いっぱいで27年間勤務した会社を退職することになった。

 当初から、週4日勤務の嘱託という契約だったので、正社員のように全人的に会社のために生きてきたわけではない。他のさまざまな会社、マスコミ、行政、自治体、法人の仕事も、フリーの立場で多く携わってきた。

 それらは今後も引き続きさせていただくつもりである。

 が、なんといっても27年間席を置いていた場所へのこだわりは強い。そこをしっかりとけじめをつけなければと、職場に溜まっていた書類、資料、報告書の類いは全て整理して捨てることにした。そもそも、自宅に持って帰っても、置くところがない!

 もともと、整理整頓は大好きなほうであるので、日頃から、触れると雪崩のように崩れそうな資料の山積み状態にはなっていないが、それでもたいへんな作業である。

 兎に角どんどんシュレッダーにかける。脇で見ていた女性が、「あっ! すごい。いいんですか。もったいない。」といった。行政の審議会委員や委員長を多く務めたので、各行政の大臣や長官からの辞令をもらう。いくつかは内閣総理大臣からのもので、しかもそれが歴代5、6人くらいの名前のものが出てきたからだ。

 大学を卒業してから通算35年間働いた、わたしの人生の一区切りがつく。

 退職に際して、気の付いたことをしばらく綴っていってみようと思う。 

(2004年03月20日)

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