アイーダ

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スローライフ日誌

2009年06月12日

関東も梅雨入りした。
晴耕雨読で参ろうと勇んでいる。とはいうものの、耕すことなど全くなくて、そして読むのでなく観るだ。
昔、 ♪♪ 蓑着て笠着て鍬持って ♪♪ という童謡で育ったものですが。

その観るとは、「DVD決定版オペラ名作鑑賞全10巻」なるものを手に入れて、この梅雨時期をオペラ三昧でいこうという企て。

先ず初めがヴェルディのグランドオペラ「アイーダ」!! 
1985年12月ミラノ・スカラ座で上演されたもので、ラメダス役のルチャーノ・パヴァロッティが最高のテノールを披露している。
アイーダ役のマリア・キアーラも透き通ったソプラノがこれまた最高。
25年前のものだ。パヴァロッティがまだ少しは若い! なのに唱い終わると大きな胸板をはあはあさせている。
凱旋行進曲は、アイーダ・トランペット(古代エジプトトランペット)が高らかに吹奏する。

エジプトにはつとに関心を持っている私は、気がつけば偶然にもめったに着ない、エジプト旅行で買ってきたヒエログリフで名前を入れたカルトゥーシュの刺繍入りビンクのTシャツを着て鑑賞していてぴっくり。

このセットは全巻2枚組。
もう一枚は、オペラ映画「アイーダ」
解説書を読んでこれまたわくわくした。はやく観なくては。
1950年代のもの。この時代にイタリアでは500本ものオペラ映画が作られたとか。
アイーダ 役は、何とまだ18歳のデビューしたてのソフィア・ローレン!!
アムネリス役は、ロイス・マクスウェル。映画007シリーズでMの秘書役を第一作「ドクター・ノオ」から14回務めている女優。映画の初めに007とちょっとからんで、グッドラックとかチャオといって送り出す役。

これらとは別に、1989年10月メトロポリタン歌劇場で上演されたDVDも持っている。
こちらはラメダス役がプラシド・ドミンゴ、アイーダ役がアプリーレ・ミッロ
こちらもたいへんに素晴らしい!!

さて、オペラにも凝りはじめましたよ。

 

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