ジプシー男爵

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スローライフ日誌

2012年06月04日

オペラ・オペレッタ倶楽部という、オペラやオペレッタの愛好家の集いに招かれて、学士会館で美味しい昼食をした後、DVDで「ジプシー男爵」を鑑賞した。
「ジプシー男爵」はヨハン・シュトラウス2世が作曲
オペレッタというよりはオペラに近い作りだ。とても軽やかないい曲が多い。
ハンガリーのバナト地方のテメシュヴァールという町が舞台。この地は昔オスマン・トルコが支配していたが、オーストリア軍に敗れて追われる際、太守が財宝を埋めて逃げたとの噂が残る。その財宝をめぐって、元この地の領主だった男子と、ジプシー達と、この地の豚飼いや地方役人が絡んで愉快な芝居が展開される。
このDVDは、メルビッシュ音楽祭2011のライブのDVDで、オペラ通の会員の方がネットで購入されたものをこの会でご披露されたのだった。だから字幕は英語だった。歌詞はドイツ語だから、私は初めてジプシー男爵は観るのだし、演奏はどこかで聞き覚えがあるものの、字幕を追うので精一杯だった。が、とても楽しいオペラだ。せひまた観たい!
メルビッシュは、ウィーンの郊外、湖のほとりと言うか中に野外舞台が設置されていて、湖岸に観客席がつくられている。日暮れとともに段々暗くなり、ライトアップされるハプスブルグ家の紋章「双頭の鷲」が効果抜群。そして、打上げはもの凄い花火の贅沢さ。
これまた是非に行ってみたくなった。
この会に集まった何人かの方々は行ったことがあるらしく、大きな蚊に悩まされるとのことだった。
この会のメンバーの方々はそうそうたる方々で、ドイツに暮らしていた方、日府展に出展している画家、某オペラハウスの関係者などなど、話しをしていて気持ちのいいこころ豊かな会話も楽しませていただいた。
  

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