稲丘ワインの会

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スローライフ日誌

2016年09月23日

こんなに長雨、しかも大雨の続く初秋も珍しい。
そんな雨をかいくぐって、一宵わが「稲丘町のワインの会」を開催した。
会場は私の贔屓の?み処「千寿恵」 
いつものメンバーに加えて、そこなら行ってみたいなど総勢11名となった。

千葉の誇る陶芸家の神谷紀男氏を特別ゲストに迎えて。というのも神谷氏は「千寿恵」の常連で、私の他に神谷氏と仕事を通して親しいメンバーもいたので、特に参加をお願いした次第。神谷氏作のぐい飲みをキープしておく「ぐい飲み会」もここではあり、当然私もメンバーなのだ。300杯くらいの多くが棚に陳列されている。

メンバーの最年配は88歳の素敵な人。もちろんタクシーで率先して参加。
千葉の栄町にこんな素晴らしい店があるなんてと感激するひと、酒が美味しく飲めるようになったと喜ぶ人、などなど。
女性の強者も3人。
たまには遠征会食もいいものだ。

神谷氏の芸術に関する平素で奥の深いいいお話にみんなも聞き耳を立て、質問もしきり。神谷氏はことのほか言葉遊び(駄洒落)がお好きで会場を和ませてくださる。ひと際格調高い楽しい会となりました。

女将の千寿恵さんはやり手で通っていて、栄町のかつての賑わいを取り戻したく奮闘した一人。ネットを通して日本各地から地域おこしの勉強にとこの店にやってくる客が多い。「地産地消」ならぬ「千産千消」うたっている店なのだ。
その女将、我々町内会のワイン愛好家の会なのと話すと、日本各地の酒を豊富に取り揃えて自慢の店なのだが、「じゃ、私のとっておきのワインも出すわ」と赤白を提供してくれた。彼女は日本酒とワインとのソムリエでもある。酒は黒龍のひやおろし一升瓶をどんと、今が美味しいと。
食事は「千葉の食」を注文したので、今が旬の茹で落花生はじめ、鯵のナメロウ、イワシの胡麻漬け、イワシの味醂干し、鯨のたれ、イカなどはコンロの炭火焼きで。特別にアワビの肝の煮つけ、太巻き寿司、蕎麦などなど。

皆で秋雨前線どこ吹く風と、楽しい一宵を過ごすことができた。

 

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