赤坂の夜

スローライフ日誌

2018年06月25日

能鑑賞の後、いつものように赤坂で会食。鮎の塩焼きなど美味しくいただいた。
と、14階のレストランから、西方向に素晴らしい眺めを堪能した。
梅雨で洗われ、日曜日とて空気が清らかなのだ。西日に茜の雲がたなびき、その色が刻々と濃くなる。赤に近い。新宿方面のビル群を影絵にして、眼下は外堀の緑と首都高の立体交差。今の流行り言葉でいえば、インスタバエする!?
向こうのテーブルでは初老の夫婦の会話。「お父さん、こんな素晴らしい眺め、満点!!」　と感激しきり。スマホに仲良く納まっていた。

9時頃に帰ろうと地下鉄のあるビルに入ると、若者のグループ大勢行き交っている。そうか、今夜というか深夜、みんなでサッカーの応援だな。ジャパンブルーのユニホームを着たグループ、外国人のグループなどなど。これはもう国民的ではなく国際的行事なのだ。

私はひたすら家路を急いだ。自宅で観戦することはない。翌朝、結果を知るのみ。
引き分けたと知り、嬉しくもあり、がっかりもあり。

今日は真夏日になりそうだ。空は雲一つなく、しかも大分蒸している。　

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