歌舞伎鑑賞

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スローライフ日誌

2018年09月16日

久々の歌舞伎鑑賞。中村吉右衛門の追っかけである!
歌舞伎座にて。秀山祭九月大歌舞伎。昼の部を鑑賞。

建て替えられてから初めて行った。華やかな事華やかな事!! 地下鉄東銀座の改札を出るとそこはもう歌舞伎座のお土産屋が軒を並べ大賑わい。
1階まで上がって表に出て歌舞伎座に入場する。

秀山とは初代吉右衛門の俳号かな。養子の二代目吉右衛門が律儀に今日まで初代の名演技を讃え伝えようとしているのだ。従って、播磨屋が中心となり、高麗屋で甥の松本幸四郎も出演。

昼の部
「金閣寺」 将軍ご母堂慶寿院尼を金閣寺に幽閉している主謀者松下大膳は、同じく幽閉している雪姫に横恋慕しているが、同じく囚われの夫の絵描き狩野之介の代わりに天井に龍の絵を描けば解放すると雪姫に無理難題を突きつける。だが……。

「鬼揃紅葉狩」 平雅茂が紅葉狩りに出かけると、侍女たちを引き連れた更科の前という女人が酒宴に誘ってくる。伴共々雅茂を酩酊させておいて、彼女は戸隠山の鬼女という本性を現す……。

「河内山」 吉右衛門扮する河内山相俊。入った旧知の質屋で、松江出雲守の腰元に上がっている娘が出雲守に妾にと強要されていると聞き、百両で何とか解決してやると引き受ける。高貴な人の僧に変装して首尾よく破談とするが、……。

座席は1階の花道の終わるところ! 吉右衛門の生の息遣いが聞けた。最高。歌舞伎演舞は重労働だな。私より若干年上か。

終わって、ロビーに出ると、吉右衛門の奥方がマスコミ関係者が誰かと話していた。いつもの黒の和服。側を通る際、おめでとうございました、と声をかけたら、こちらに向き直り深々とお辞儀をして下さった。
いい鑑賞が出来た。夜の部も観なければなるまいか、のう。
 

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