暮らしの中で考える地球環境とエネルギー

「環境とエネルギーを考える会」主催

秋田県大仙市大曲にて

平成19年6月26日(火)
14:00〜15:30

地球温暖化など環境問題の現状と私たちが出来る対策、さなに環境とエネルギーとの関わりついて分かり易く話して欲しいとの要望に応えた講演会。

1. 世界一豊かで快適な日本の社会なのだが…
      発掘家シリューマンやアインシュタイン博士 などが憧れ、じっさいに来日して感心した国だったが…。
     現在、厚生省調べの「国民生活基礎調査」によると、昨年7月調査時点で、
           生活実感が苦しいとの回答は56.3%
                   普通       39.0%
                   ゆとりがある    4.8%
      昨年、今年と見聞してきた中国、インドの極端な格差社会の実態と日本社会を比較。

2.  地球環境問題の現状
      ポスト京都議論がはじまっているが、京都議定書が全く達成されていないで、増え続けるCO2。
      安倍首相は、この2月にイギリスブレア首相を訪問した。その際、ブレア首相から「ポスト京都はどうしますかとの質問に、全く何も応えられなかった、という記事がイギリス紙にはのったという。
      彼は、帰国後、ドイツで持たれた先進国サミットで、2050年までにCO2排出量を半減させるなどと言っていたが、付け焼刃の熟考に欠ける話は益々信憑性と信頼を欠いていく

3. エネルギーに頼りきった社会
      日本にはエネルギー資源が全く無いのに、どれだけ便利で快適で、豊かな暮らしを我々は営んでいるのか。
      日本で普及している温水洗浄便座など、世界のどんな豪華なホテルに泊まっても付いていない話などする。

4. 求められるライフスタイルの変革
     「もったいない運動」
     「自力エネルギーを活かす」
     「スローライフの薦め」
     「敬愛資源をたいせつに」

     など、子供の教育、しつけに、そして、地場産業振興にと、真剣に取り組まなければならない、と話をさせていただきました。

  * 敬愛資源 とは篠崎の造語です。
      科学技術庁の資源調査会の座長の折に創りました。
      いろいろのものやひとを大切にするこころを、社会生活上大切な資源と捉えて表現しました。
      いろいろのことどもに有難うと感謝出きる気持ちなどです。
      日本語で有難う
      英語ではThankyou。I thank you. あなたに感謝します。お手数かけます、有難うと言う意ですね。
      もっともっと日常「有難う」と言う言葉を口に出しましょう。

 

NewChibaProject