悦子の談話室

町内運動会

     
 

 秋。

 天高く、馬肥ゆる秋。とは今年はなかなかいかない。

 が、体育祭は自治体や学校、幼稚園で活発に行われている。土日の雨で延期、そして重なったりと、少なくとも、我が町内会の保健体育部長としては、大童である。

 300人が集まった町別競技会が今無事終わって帰宅した。嬉しいことに我が町内会は総合優勝だ。

 2日前の夜は、賞品作りで10時まで自治会館で作業。

 そして、今夜は31日に行うグランド・ゴルフ大会の企画委員会がある。

 ま、10月いっぱいは老骨にむち打って、運動に励みましょう。

 が、実地で強烈にショックだったのは、最早走ることもままならなくなっている体の老いを感じさせられたことである。

 女子の「綱取り」という競争で、10mくらい先に縦に置いてある綱を走っていって自分の陣地にまで持ってくる競技に参加した。数本綱が置いてある。片方10人づつ両方から取りあう。

 私も小学生までは100m競争はいつも一等賞だったので、10m一番に走っていって取って来ればいいのだと軽く考えて参加した。

 しかし、いざ走りだすと、ただばたばたと足が重たく動くばかりで、着いてみれば一番ビリ。すでに綱取りが始まっていて、どこかの綱にようやくしがみつけば、たちまち尻餅を搗いてしまいで、愕然とした。

 ほだされて昔大の得意だった「ドッヂボール」に参加しないでよかった。参加していたら、足が絡みつくばかりで、大怪我をしていたにちがいないのだった。

 あ〜あ。

(2004.10.16)

 
     

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