悦子の談話室

竣工検査立ち合い

     
 

過日、新しい我が家が出来上がった。玄関の鍵をわたされ、諸々の器機の説明、操作方法などが業者から説明された。なにせ、最新式電化住宅、空調から何からほぼ自動。屋根にはソーラーパネルが張り巡らされミニ発電所でもあり、その電力の発電蓄電状況を刻々見る事も出来る。試みにそのパネルを操作してみた。雨天だというのに発電している!! これは楽しみだ。同様の住宅に住む若い知人は売電を少しでも多くしようと家中の不用な明かりを消して回っているという。今日日いい省エネである。
これまでも我が家は旧式ながら全電化ではあった。が煮炊きやお風呂、暖房にガスは使わなかったというだけ。今回はいろいろなスイッチがあり、調整が出来、しかも使わなくても自動で感知したりする。約2時間一通り説明を聞いたが多分半分は分かっていない。まあ、入居してからのお楽しみ。ご近所の奥さんたちから内覧会を開いて! のリクエストがあるが説明が出来なくて笑われそう。ま、難しい事は新しい物に詳しい若い者に任せて頼ることにしよう。
引っ越しはこれから。引っ越し業者に預けておいた家具がドサッと帰ってくるな。荷解きがこれまた一苦労だ。1週間以内に片付けないとそのままになっちゃうわ、うちなんか30年近く解いていない荷物が放ってあるし、とお隣さん。
92歳になる遠方の友人が、引っ越しの時には新しい家に万年青を植えて、家の操作は謎解きだと思って楽しんでね、と電話で元気にエールを送ってくれた。

(19.11.24)

 
     

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