悦子の談話室

養生?

     
 

今日は文化の日内藤虎次郎によれば、"文化は国民全体の智識、道徳、趣味等を基礎として築き上げられているものである"と、『日本文化史研究』で述べている。日本の文化はこれからどうなるのか。琉球文化、沖縄の人々の精神のよりどころであろう首里城が先日焼け落ちた。何とも悲しい。
言霊言葉とは文化そのものではなかろうか。
最近の言葉遣いはどうも理解できない。
若い人から被災の折に'養生します'とのメールをもらった。元気なはずだか何の事かと不信に思った。ところが防災グッズを見て'養生テープ'と書いてある。なんじゃこれ? 養生とは身体に気を配る事と理解し使っていた。
国語辞典を引く。"健康に気を付けるとか病気の手当をする"と確かにある。
どこでどう違っていくのか、時代と共に言葉遣いつまり文化は変化しているようだ。これでは国語のテストはどうなるのかね。
もう一つ気になる、'ーとは思っています" 。とはとは、ーですがしかし、と違う事も考えているときに使うはずだが。
'真逆'、嘘の逆ってあるのか。などなど、若いタレントたちが使うと、たちまちのうちに公用語となるのか。国語が危うい中で小学校の英語教育が必修化だと。たいへんだ。
解せない。

(19.11.03)

我が歯科医のご主人が文化勲章を授与されているのをニュースで拝見した。おめでとうございます。
(19.11.04)

 

 
     

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