悦子の談話室

兄危篤

     
 

一年前に脳梗塞で倒れた次兄がリハビリ施設で療養、新設の老人ホームに移ろうとしていた矢先に、末期の腎臓癌がみつかり他にも移転していて急激に病状が悪化してしまった。医師から長くはなかろうといわれたらしい。
義姉はアルツハイマーに罹っていて頼りにならないらしい。
長男が職場の暖かい理解を得て日夜介護に心砕いている。甥は出来れば家に連れて帰ってやりたいらしいが、その大変さは思いやられる。
私は兄の見舞いと甥への助言しかできないが、コロナのこのご時世の中、兄の見舞いももう長くないのでいつでもどうぞということになっている。医師にそういわれてから長く生きたケースも聞くので私はまだまだ大丈夫と信じている。

老ひし兄脳梗塞に倒れしをリハビリ中に末期癌分かる

(21.04.08)

 
     

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