おしゃべり・トーク

第85回放送記念日

         
   

悦子の談話室

3月19日にNHKホールにて、第85回放送記念日記念式典が行われた。

今年(第61回)の日本放送協会放送文化賞は次の6人が受賞した。

作家五木寛之氏、中央大学教授今井秀樹氏、歌手北島三郎氏、作家澤地久枝氏、料理家辰巳芳子氏、立教大学教授鳥飼玖美子氏。

受賞の言葉はそれぞれの方がご自分と放送文化とのこれまでの関わりをご披露した。
北島三郎氏が歌手生活49年というのも凄い。体力のいる仕事であろう。
そして、辰巳芳子氏の、「命は自然に良い方へと促している。特別なことなどせずとも日々の日常の営みの積み重ねが命であり、食はその一端である。今、その食が危うい」との旨のとつとつとした話しは、聞き応えがあった。

後の懇親会で辰巳芳子氏と話しをさせて頂いた。「男性がそのへんのところを疎かにしていて困る」旨のお話。
私は「その男性と同じ傾向に今女性も進んでいやしないか」と。
放送文化は正にその日々の日常の生活と密接している。
華やかな、特別な事を追ってあたふたとしている社会にあって、ゆっくりと日常生活の大切さを考えたいものだ。

(10.03.20)

   
         
 

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