悦子の談話室

難民を助ける会35周年

     
 

特定非営利活動法人 難民を助ける会の総会が開かれた。
平成26年6月21日 日本プレスセンタービルにて。
その後、35周年の集いで、これまでの歩みやこれからの覚悟などが語られた。

この会が35年も続いているということは、考えさせられる困った事態なのである。
それだけ世の中、世界に不穏な状況が絶えないという事になるのだ。
国内(東日本大震災被災者支援など)はもとより、スーダンやマンマー、ハイチなど海外13ヵ国でおよそ30の人道支援事業(大地震やサイクロン被災の緊急支援、地雷、不発弾対策、障害者支援などなど)を実施した。
およそ17億5千万円の会計規模である。支援(募金)規模は国内外からの2万4千件。わたしのような単に会費を払っていたりグッズを購入したりする者から、個人や企業の高額寄付者もあろう。

これだけのたいへんな事業を、日本人の若い人々と現地の人々およそ400人のスタッフで行なっている。海外駐在員29名。東日本大震災被災者支援担当12名、東京事務局職員29名。そして50名からのボランティアの協力で東京事務局の発送業務、イベント業務などなどをこなしている。

難民を助けるという国際ボランティア活動の大変さは、わたしはカンボジアへのスタディツアーで学んだ。
難民とは何か。
「人情」と「人道」の違い
は何か。
「人道」の5つの敵とは何か。
広く長く国際ボランティア活動に携わってきた人々の話は大いに勉強になる。
平素自分自身のこころの持ち方にも。

(14.06.22)

 
     

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