悦子の談話室

抜歯

     
 

初めてではないが、確か3度目、抜歯した。
既に神経の無い歯だったので、痛いことは全くなかった。

ずっと以前、もう忘れたほど、2、30年前? 銀を被せた奥歯だが、春頃から突然歯茎に腫れ物のようなもの(膿疱? ポケットといったかな)ができ、何時も診てくれている歯医者さんが大学教授が診にくる日に合わせて二人で診てくれて、結局抜歯ということになった。

こちらは無神経な歯だから何ともないが、えいやーと、力のこもる医作業だこと!!
力強く歯を押されて、それでくたびれた。
女医さんなのだが、あれは彼女の力か、それとも機械の力なのか。

抜いた歯を見せてもらった。
歯の標本のように、真っ二つに割れている!
折れている部分も。
これで痛かったのかしら、そういえば顎のその部分が痛かったことを思いだした。
いつ頃からだったかな。
どうして割れたのかな。

ぐったりして帰った。
お手伝いさんが「大丈夫ですか?!」
こんな穂なりの悪い私を見たことがないので、大分心配したようだ。

でも、休んで、(ただ横になるよりは睡眠した方が休まった) 元気になったが、お医者さんの指示通りに大人しくしていた。朝9時に抜歯で、お昼は普通に食べていいといわれたが、食べたくなかったので、でも抗生物質を飲むので胃のために牛乳を飲んだ。口をぶくぶくゆすいだり抜歯したところの血の瘡蓋を舌でさわったりせず、血のにじみ混ざった唾を吐くだけとのこと。
それを守り、夕食は牛乳と無花果の蜂蜜煮と葡萄パンを少しつまんで、薬を飲んで。
余り神経質に考えないでとのこと、そう、痛み止めも飲みました。
(実はかなり神経質な私なのを見抜いているな)

10時間くらい寝て?! 翌朝(今日)は、すっかりよくなって、軽く1時間庭の草取り庭掃除ができました。
歯医者さん有り難う、と感謝の素直な気持ちがこころよいこと!!

(09.09.09)

 
     

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