悦子の談話室

状況不穏

     
 

英国のEU離脱騒動で欧州に激震が走った。
日本で梅雨末期の豪雨、昨日は、千葉市でも豪雨があった。丁度出がけ、東京で7人の友たちとの会食をセットしていたのでサボることも出来ずに突然の豪雨の中を駅まで10分歩いた。突然の事とは言え、レインコートを着る事も雨靴を履くことも思い浮かばなかった。愚かな事だ。前身びしょ濡れ、靴には水がたまりぱかぱかと。電車に乗れば私だけびしょ濡れ、恥も外聞も捨てて靴を脱いで足を拭き、靴を拭きテッシュペーパーを敷いて履いた。
気がかりだったのは、稲毛浅間様の大祭で、その頃稚児行列の予定のはず、中止で突然の大雨に濡れなかったであろうことを願った。
会食は愉しく、海外旅行の話しをしたり、今は海外は危ないね、など話して、ようやく帰宅して、夕刊一面の見出し「仏テロ」が目に飛び込んできた。ニースでテロが起きたのだ。あの世界有数の高級リゾート地で。
怖いな、あそこは散歩したな等思った。
今朝、朝刊で84人の死亡、子供たちが多いと知った。7/14と言えばフランスではパリ祭。王制を打倒した記念日だ。なぜなの。犯人は貧しいイスラム教の若者。高級リゾート地とのギャップか。
と、昼前テレビを付ければ、今度はトルコでクーデター発生だと。一部の軍部が起こしたとのこと。トルコはシリアのとぱっちりもうけ民族間の紛争が絶えない。イスタンブール空港で自爆テロが起きたばかりだ。トルコにも観光旅行で行き素晴らしい思い出が残っている国だ。

日本では、先の参議院選で与党が3分の2を占めた。
憲法改定、自衛隊海外派遣などなど何でもござれとなった。18歳以上が投票権取得。数の問題ばかりではないはず。英国でEU離脱に投じた人々はこんな結果になるとは思わなかったと。後の祭り。その1票が怖いのだ。

熊本大地震の恐怖が冷めやらず余震がまだある中、ある調査結果で今後30年間に大地震の起こる確率が一番高いのは千葉市と出た。

人為的に天然的に
このところやけに不穏な状況が多発し、感情移入の激しい私はちと辛い。

(16.07.16)

 
     

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