悦子の談話室

国民不在

     
 

今回の衆院解散、選挙の愚行は呆れている。今回特に酷い。
お蔭でバカらしく気分も悪いので、新聞もテレビも見ないでいたら、ラスベガスでまた悲惨な銃乱射事件がおきたというが。
安倍ちゃんの突然の解散も、誰が言ったか年増振りが派手やかなだけの小池さんの新党結成も、それに靡いていく前原氏の民進党崩壊はじめ、たなびく他の面々、そして最も困ったものが芯がなくただ踊りまくらされている無能なマスコミ界も、およそ国民を意識していない。国政として情けなくも恐ろしい図式だ。
自分の立場しか考えていない人たちが、これ程までに国の大事を操っていいものだろうか。政治家の責任ということが意識にない。許せない。
選挙といっても、それこそ国難が山積みの時、今後どのように国政を施しその実行性はなどなど、長期に日本の形を国際的にも見据えた実のある政策が全くない中での短期決戦、これでは心底真面目にこれからの日本を考えている者には選びようがない。俄仕立ての作文に振り回される国民は哀れである。
もっとましな国だったはずだが。

(17.10.03)

 
     

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