悦子の談話室

ユニクロ出店

     
 

駅ビルの線路下の商店街がデパ地下化して有名店が入り、地元の馴染みだったお店は閉店か出て行かざるを得ない。
うちの最寄りのJR稲毛駅ビルは、数年前にデパ地下化した。
この秋には隣の西千葉駅も同系列のショッピングアーケード化して、立ち退くお店は常連さんたちから惜しむ声をかけられていた。

この急な寒さで風邪を引きそうだ。
30度から一気に16度である!!
買い置きの風邪薬がきれていたので、老骨に鞭打って稲毛駅ビル内にある"マツモトキヨシ"にいつもの"ルル"を買いに行った。

60錠入りも110錠入りもさほど値段が変らず、1500円弱。110錠入りは期限限定のセール商品に指定してあるからだとか。110錠入りを買う。
その場で飲みたいと水を所望したが、ないと。
仕方ない、コーヒーショップで"エスプレッソ"を頼んで、薬を飲む。

そうだ、たしか"ニユクロ"出店の工事をしていたと思い付き、そこへ行ってみた。
なるほど、ユニクロだ。
安物店には似つかない洒落たディスプレイで、素敵なものに見えてくる。
早速、綿98%ポリウレタン2%の紫色タートルネック・カットソーとグレーのジャージー・パンツを買った。
双方定価は1000円だが、パンツの方は690円と表示のある棚にあった。
これは690円かとレジで確認したら、分からないと言いつつレジにかけた。そこに説明が出てきたのか、開店記念セールで690円になっているという。
兎に角、とうとうユニクロの洗礼を受けた。

現在の商方は薄利多売だ。
決して安かろう悪かろうではない。
が、かつての人肌を感じさせるぬくもりのあるサービスは無くなっている。

(07.10.02)

 
     

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