悦子の談話室

「疎い」悲劇

     
 

日本国の格付けがまた下げた。
これについてのインタビューで、菅総理は「そういう方面に疎いので…」と自嘲気味の薄ら笑い。
一国の総理が国の格付けに疎いと軽々に発言してしまう。無能をさらけ出している。
こんな発言が国の格付けにも響いていることの自覚がまったくない。
こんな悲劇的な政党を選んだのは国民だ。
なんとも言いようがない。

この政党の政治をみていて、生徒会の運営をみているように思ってしまう。
二言目にはみんなの声を聞いて、しかるべき決断は私(総理)がします。言わずもがなの言ばかり。
5年先の計画性すらみえず、何の理念も伺えない。言い訳ばかり。
リーダーシップはなく、国際性に欠け、…。

国民のための納得いく行政が執り行われているのであれば、国民は税を払いますよ。
福祉国家で名高いデンマークは国民の負担は重いが国民幸福度は世界一だ。
日本の負担はデンマークに比べれば高くはないが、決して低くはない。なのに、国民幸福度は90位だ。

税金を上げるだけでは、日本の借金は返しきれない。
先ずは、総理の給料を、議員の給料を、公務員の給料を大幅にカットして、国費を大幅にカットして、為政者は腹をくくって国の立て直しに取り組むべきだ。
総理の給料以下、今上げた費用は、全て国民の税金で支払われているのですよ。我々国民が雇っているのですよ。

年金生活者にも確定申告用紙が届いた。
無性に腹立たしい。

怖いことに、ギリシャのように2、3年後の日本国破綻に賭けている国際投機筋が暗躍しているということだ。

当の総理は、雪国の大雪も宮崎の度重なる天災もなんのその、スイスで開催の賢人会議ダボス会議に意気揚々とでかけていってしまった。ったく。

日本人は大人しいから、こんな具合でも大騒動にならない。
エジプトでは大事態が発生している。

(11.01.30)

 
     

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