悦子の談話室

両陛下鎮魂ご訪問

     
 

両陛下がフィリピンへの鎮魂ご訪問の旅から帰られた。
親善ご訪問とは言え、多くの苦難の思いを背負われての鎮魂の思い、そして平和への思いが、深くお言葉の内に伺い知れる。
今この時勢だからこその思いも強く感じられる。
両陛下の美しい御姿勢に接し、だだ涙がこぼれる。日本が、日本人のこころが、どれだけ救われることか。
有り難いばかりである。

報道関係者は既に皆若い。あの戦争が何であったのか知らない世代だ。もっともっと勉強して、こころを持って報道して欲しい。そして、言葉使いが正しくない。言葉はこころなのである。今回の報道だけでなく常に気になっていたのだが、"両陛下が行った"とか、"出かけた"などと幾度も言っていた。日本語の大切な特徴である平易語、丁寧語、謙譲語、尊敬語、敬語の区別がまったくついていない。報道関係者に限らず、若者に限らず、日本人はもっとさまざま真摯に学びこころを磨いていかないと、ただの醜い我利我利亡者になってしまう。

(16.01.31)

 
     

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