悦子の談話室

旧交を温める

     
   

 17年前に、"日本でも200v電力の普及を"という通産省のミッションで米国視察に出かけたメンバーの同窓会をもった。

  あるメンバーが企業の常務になったお祝いを名目に、久々のメンバーが8名、九州、大阪などから東京に集まった。

 大学の総長になられた方はじめ、みなさんそうそうたる役職に就かれていて、素晴らしい貴重な情報交換ができた。

 そんな中、わたしは花の有閑マダムである! まだエジプト旅行の興奮覚めやらぬとき。組織に縛られない素晴らしく自由で豊かな人生の展開を話したら、ある人が、「役員手当ては縛られている代価だと観念している。自由になったときのためにお話しっかり聞いておきます。」と笑っていた。

 素晴らしいメンバーと旧交を温めることが出来る、これぞ私の貴重な財産なのである。

(2004.10.13)

 
     

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