ギリシャの旅
ピレウス港を出発して、1時間30分の船旅で先ずイドラ島へ。
ピレウスはアテネ近郊の大きな港町。往年の名画メリナ・メリクール主演「日曜はだめよ」という映画の舞台。
そうそう、アンソニー・クイン主演映画「その男ゾルバ」は、ここからクレタ島に向かった。そして、やはり雨だった。
<余談> : 「ゾルバ」といえば、その昔、ニューヨークのブロードウェイで、同じくア ンソニー・クイン主演の舞台「ゾルバ」を観た。クインの名演技はいま だに記憶に残っている。

出航時、生憎の大雨。
船は結構揺れる。波は高い。わたしは酔いはしなかったが、真っ直ぐには歩けなかった。

でも、イドラ島到着時には雨は上がっていた。

土地の野菜の安いこと!

どこを撮っても絵になる、細い路地がたくさんある。だから、車ではだめでロバが役立つのだ。



アーモンドの花(?)だったかしら。桃の花のよう。
イドラ島から1時間でポロス島へ。

時計台に登る途中から、海岸線を見下ろす。


あの時計台まで。凄い坂です。

時計台を望む路地。
ポロス島から1時間半の船旅でエギナ島。

船の中。一階のバー・カウンター、ラウンジ。

甲板最先端で。映画"タイタニック"というわけにはいかない!
エギナ島では、1時間30分のバスツアーに参加。


あのてっぺんまで行く。

途中にちっちゃな教会がたくさんある。

この糸杉が曰くありげ。

さあ、目的のアフェア神殿到着。
<アフェア神殿>
紀元前480年頃に建てられた。
ギリシャ神殿の中でも保存状態の最もよいもの。
アルカイック期の代表的神殿。
美しい光のニンフを祀っている。
柱は、大理石ではなく、石灰岩。大理石のように塗ってある。


処刑場の跡(?)だったかな。

アフェア神殿からエーゲ海を見下ろす。

<アギオス・ネクタリオス修道院>
エギナ港とアフェア神殿の真ん中ほどにある。
アギオス・ネクタリオスは、1961年に聖人と認められた。

ネクタリオスに捧げられた聖堂を持つ修道院の全貌。

黄色の鮮やかな花房。

内部。

銀製の箱。
アギオス・ネクタリオスの右手が納められている。
エギナの街に下りて来た。
もう夕闇も迫っている。

イカを焼く臭いにつられて、魚屋に入る。
この奥は、ちょっとした食堂だった。美味しそうな、懐かしい臭い!

我々の船が出航を待っている。

中央は何とかいう塔。

われわれの船。

錨。ものすごく巨大。錨がすでに上がっている。

港のまん前にある小さな教会。

出航。
船の中では、民族舞踊でサービスしてくれる。
これで、ギリシャともお別れ。
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