インドネシアの旅

海外旅行記 > インドネシアの旅 > 3日目

ジャワ島へ

早朝、バリ島のデンパサール空港から、ジャワ島のジョグジャカルタ空港へ
国内便ライオン・エアで1時間。
ジャワ島へ日帰りの旅。

 

ムンドゥッ寺院

大乗仏教の祠堂。
ボロブドゥール寺院とほぼ同時期に建てられたとみられ、参道が近くにあるボロブドゥール寺院とパウォン寺院と一直線で結ばれている。


中に安置されている釈迦像。


天井は尖り天井。

 

ボロブドゥール寺院(丘の上の僧院)

仏教遺跡。
760年から850年にかけて建立されたらしい。まだ不明な史実が多い。
10世紀には政争で完全に葬り去られ、その後の度重なる火山の噴火の灰と、密林に約1000年もの間覆われていた。
1814年、イギリス占領下で発見
その後、崩壊風化現象が急速にすすみ消滅の危機にさらされるが、オランダ植民地下でオランダ政府により保存修復工事が1907年から1911年になされた。
1967年ユネスコでボロブドゥール救済動議が可決、翌年から現地調査、1973年から10年の大修理事業が行われ、1983年に世界遺産に登録された。

広い境内を行く。多くの木々を楽しみながら、


これはてながかてがらといった? 花。
とてもいい香り。

ようやく寺院が見えてきました。


途中に鳥瞰図。


世界遺産の印し。


遺産の前で、丁寧な日本語を話す遺産専属のガイドさんと。

大乗仏教の世界観は「三界」
煩悩の俗界、煩悩を超えたがまだ形にとらわれる色界、解脱の無界。


俗界から、色界の仏像を見る。


俗界(一番下と次の基壇)のレリーフ。

色界が4回廊(段)ある。
多くの仏像の頭が切り取られている。
オランダ人に盗まれた。


排水口。


色界のレリーフは広い範囲に色づけされてしまった。
ある写真家の愚行。

無界
3円壇(段)あり、透かし格子のストゥーバが並ぶ。


ストゥーバの中には、釈迦如来座像が安置されている。

真ん中に見えるものは相輪。
上三分の一くらいが破損した。

さあ、また広い境内を抜けて帰りましょう。


ハンカチの木。

 

昼食をとったレストラン。
ソロ王朝のプリンスハウスだったルマ・スレマン
4室かな、スウィート・ルーム就きホテル。
次回の宿泊に参考のため料金をきいている!!
最高に素晴らしい、ゆったりした風がそよぐ、広々とした視界の南国の楽園といった風情でした。

 

サンビサリ寺院


まだ発掘が続いている。

 

プランバナン寺院群
こちらはヒンドゥー教の寺院
856年、ヒンドゥー教を信奉したラカイ・ピカタン王が建立。907年に完成。
その後、王都が東ジャワに移ったため放置され、1584年の大地震で廃墟と化し、1733年に発見。
以降長年の発掘、修復作業を経て、1991年に全体を復元、世界遺産に登録。
2006年のジャワ島大地震でまた震災にあう。
現在修復中。


発掘から修復、復元の移り変わり。




今回の地震で崩れかけていて危険。


中に入れた安全な寺院の天井。

安置されている像。

帰りの境内で。
大量の蟻を長い竿の先につけた網で捕獲しているところ。
売るそうだ。豚だか家畜の餌として。


とても堅い果物で食べられない


日本人関連の碑。


大きなガジュマロ。


この後、今朝乗ってきたライオン・エアでジョグジャカルタからデンパサールまで帰るのだが、このエアラインは弱小な会社とみえて搭乗口に看板ももっていない。
時間もいつも正確でないらしい。
結局最終便なのがさらに1時間遅れ。
真夜中にデンパサールに降り立った。

[2日目]← →[4日目]

[海外旅行記]

NewChibaProject