緑薫る

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九十九里浜日記

2020年06月01日

昨日思い切って九十九里浜の家に行った。ショートステイのつもりで。
亡父の命日の墓参りである。九十九里町は新型コロナ感染者ゼロなので遠慮していて、日にちは遅れたが緊急事態が解除されたのでやってきた。
先ずお墓参り。スギナが生え放題なので暫く草取り掃除にかかる。ゆっくりといろいろ仏さまと話ができた。きれいになって、芍薬や小菊、カーネーションの花を供え線香を焚く
家に着くと草ぼうぼうで唖然。2カ月でこの有様。植木が今年は何時になく生き生きと伸びている。露草の水色がみずみずしい。赤いカーネーションも咲いてくれていた。蔓薔薇にはピンクの小花がついている。がそして、なんと躑躅がこんもりとだいだい色に満開で小山を作っている! こんなの初めて見た! あたりもあかく燃えているようにぱぁーとしている。周りの緑に余計に映えている。しばらく見とれた。
そして、梅の木も今年はよく伸びた事! 見上げると、紅枝垂れ、紅白梅、南高梅、それぞれに青梅が鈴なりである。紅枝垂れの実は赤い。
いつも草取りなどしてくれているご近所の旦那さん、「途中でガス欠になっちゃってそのままだー」「あまり無理しないで。梅を頃合いをみて採ったら」と私。「うんもらうよ」彼の家はいろいろと植わっていて、珍しいものもたくさんいただくが、梅だけないのだ。
2時間背丈の高い草と格闘していたらもうくたくた。手を付けると際限がない。ショートステイのつもりがとんだ長居となった。
コロナも一段落したし、また直ぐに来たいな。緑と薫風、自然に囲まれているとこころの底から癒される。有難い事だ。

 

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