父命日

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九十九里日記

2022年6月8日

晴れ間を見計らって先月、久々に九十九里へ行った。父の命日墓参り。
   
    墓参沿い田植ゑもすみて青々と父逝きたるもはや三十年過ぐ

庭の草は想像通り鬱蒼としている。近所の旦那さんが車寄せなど少し刈ってくれてある。
仏壇に供え物をして、手の腱鞘炎の痛むのは覚悟で、ともかく家の回りだけでもと、大汗で格闘する。雨が多かったのでよく抜けること! 町のシルバーさんに頼もうと役場に電話するも、草取りは繁盛していて梅雨明けになります、と。それでも頼んでおく。日が長いのでほどほどにしないと、ね。
気持ちいいこと! 藪鶯が自慢気に谷渡を聴かせてくれる。道路端を草取りしていると、通りかかった車が止まって、窓からお姉さん元気? と声がかかる。どなたですかと聞くと、高校の時一緒だったという。名前を聞く。連れ合いの看病でへとへとですとは言えずに、元気ですと返事して、名前を忘れないうちに姉に携帯で伝えた。
田舎はいい! 空気が違う、緑がいい、元気をもらえる。 

 

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