『蒼穹の昴』

トップ > 日記

読書日記

2022年7月31日

『蒼穹の昴』1、2巻 浅田次郎 講談社文庫 各巻720円+税

浅田次郎の作品は初めて読む。テレビの中国史番組での解説に興味をひかれた。
この作品は清朝の崩壊時に焦点を当てて、西太后、幼き皇帝たち、科挙をトップで経た若き官吏たち、そして宮廷の宦官たちの立身出世の妙などを中国の言葉使いつまり漢語漢名で表している。
西太后の本音や彼女の取り巻き連の凄さ、清王朝を西洋や日本の侵略から守るため、若き高官たちの企てる陰謀、李鴻章の存在などなど、歴史好きには大いに楽しめる。 

 

[前の日へのリンク]← 
→[次の日へのリンク]

NewChibaProject