中国国宝展

2004年11月03日

 今日は"文化の日"である。

 昨日、東京国立博物館で開催している中国国宝展を観た。

 関東通商産業局の広報誌に載せる新春座談会収録に出席し、その帰りに上野に寄った。上野の文化の森は紅葉もきれいで、一日早い文化の日を味わうことができた。

 中国悠久の遺産は凄い。紀元前3500年前、今から5500年前の玉でできた小さな細工もの(玉人、玉龍、玉匙など)や、石英で作った腕輪などが展示されている。中でも一際綺麗だったのが、前漢時代、紀元前2世紀の埋葬用の玉衣である。小さな札のような綺麗に磨かれた玉片を6000枚だか縫いつなげて、五体が造られている。顔には目や鼻、口にみえるような加減がなされ、手の指、特に親指がはっきりわかるようになっている。豪族か貴族の死に装束なのであっただろう。

 後漢時代、2、3世紀頃からの仏教美術も数多く展示されていた。

 仏教の知識は未だに殆どないため、如来とか、菩薩、天王、観音、地蔵など名前だけでさっぱり分からない。一度じっくりと、仏教のファミリーというか、系図でも勉強しないといけないな。

2004年11月02日「5000円札と1000円札」← →2004年11月06日「水薬

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