狭心症

トップ > 日記

スローライフ日誌

2007年10月18日

びっくりしないで!
私が今患っているのではないから。

かつて10年程前かな。まだ現役バリバリの頃の話。
かなり忙しい時で、前夜も徹夜に近く原稿書きをして、早朝の通勤満員電車で立っていたら、喉の辺りや胸、肩などが突然締め付けられるような感じになったが数分で治まり、前の席が空いたので座った。
会社に着くと、「顔色が凄く悪い。社内の診療所で診てもらった方がいいよ」とのみなの声。
診療所に行って経過を話すと、「直ぐにタクシーで東電病院に行って下さい。電車なんかで行ってはだめ」と、救急車を呼びそうにまでなった。
病院でレントゲンや心電図の24時間検査をしたが、不整脈があるくらいで、「このくらいの不整脈は誰でもあるから心配ないでしょう。但し、狭心症の疑いがあるので、念のためにニトロは出しておきます」とのこと。

講演や出張、楽しい会合などをドタキャンした記憶がある。

あれから幸運にも異変はなく、ニトロはとりあえずずっと財布に入れてあった。

昨夜のJKSKサロンの講師が東京厚生年金病院名誉院長の木全心一先生で、テーマが「狭心症と心筋梗塞」だった。
いいお話しを伺ったついでにわたしは質問した。
「10年前のニトロはまだ使えますか」
「使えません。もってせいぜい3年です。10年間ニトロを使わないでいられたくらいですから、その狭心症の発作はそれほど悪いものではなかったのです。疲労やストレスからくる一過性のもの。せいぜいお財布の中のニトロは捨てて、新しいニトロにしておいたら安心でしょう」とのことでした。
みんなで大笑いになりました。

 

[07.10.17「飯田のりんご]← 
→[07.10.19「スローウォーキング]

NewChibaProject