伸し餅

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スローライフ日誌

2007年12月29日

いつものお米屋さんに「伸し餅」を注文しておいた。
昨日出来たのだが、まだ柔らかいのでおいておいてもらって、今日のお昼に取りに行った。
まだ柔らかで、切ることができない。
平らに置いておいたら、小太郎が梅の花のような足跡をつけて踏んでいる。もちろんポリ袋の上から。
でも、直ぐになおってしまう。
明日あたりが切り頃かな。
固くなってしまうと、こんどは切れなくなる。

昔は暮れになると家でお餅をついて、柔らかいうちには丸めて中に餡をいれたり黄粉にまぶしたりして直ぐに食べたり、伸し餅や鏡餅、お供え餅をつくっていたものだ。忙しく働く両親の背中が目蓋に浮かぶ。
伸し餅は、餅粉で伸して、くっつかないようにして、重ねたり…。
いろいろのことを思い出す。

今日買ってきたのは、一升餅を伸したものという。2kgと書いてあった。
何となく懐かしい暮れを思い出した。

いつもリヤカー(このごろはワンポックスカーになった)で来てくれる八百屋さんは、明日家で餅つきだそうだ。
何しろ今だに10カ所ほどにお供え餅を供えるのだとか。
玄関、井戸、仏さま、いろいろの神様と。
 

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