2日目

伊勢・志摩巡り

2017年10月30日

昨夜の宿泊ホテル、伊勢志摩ロイヤルホテルからの眺め。
伊勢湾のリアス式海岸の素晴らしさ! 何処までも海が食い込んでいる。
こちら側は景色はいい。が、湾曲しているため大風のびゅうびゅうを8階の部屋で受けて、夜は眠れず。2時頃たまりかねてフロントに電話、部屋替えを頼むと、ホテルも心得たもので反対側の9階部屋を寝るだけ用意してくれたのだった。こちら側の部屋は全く風音がしない。

 

横山展望台

昨日取り残した行程を一つ埋めるべく、英虞湾の絶景を臨む横山展望台へ。

これがかなりきつい勾配のいわば山道を登る。はぁはぁ周りの空気を一人占めして登る。
ネイチャーガイドさんが、自分で撮った富士山の写真を見せてくれた。天候が良ければ富士山が見えるのだと。

中ほどの島が賢島


ここに新しい展望台を作るのだそう。今の展望台はさらに上にある。

展望台からの英虞湾の眺め
嵐も過ぎて空も明るい。


伊勢神宮・内宮

皇大神宮という。
皇室のご祖神の天照大神をお祀りする、わが国最古の尊いお宮。五十鈴川の川上に千古の森に囲まれて、2000年の時を超えて古代の佇まいを今日に伝えている。
日本人の心の記憶を感じる。

五十鈴川に架かる宇治橋。これは神宮の表玄関。長さ101.8m。
橋の両端に鳥居がある。この鳥居は両正宮の旧正殿棟持柱を再利用している。

右側通行。鳥居をくぐるときは軽く礼。

五十鈴川は水量が増えている。

宇治橋から。

宇治橋を渡る。


五十鈴川御手洗場
参拝する前に清流で心身を清める場だが、本日は水量が上がっているため立ち入り禁止。

 


神楽殿

 

正宮

社殿の中心の正殿は五重の垣根に囲まれている。
唯一神明造(ゆいいつしんめいつくり)の古代の様式を伝え、茅葺の屋根には10本の鰹木(かつおぎ)がのせられ、4本の千木(ちぎ) の先端は水平に切られている。

太い杉の木(?) が幾本もある。



御稲御倉


外幣殿


荒祭宮へ登る途中の階段の石。何かのいわれがありや。

 

荒祭宮

天照大神の荒御魂(あらみたま)を祀る別宮。
荒御魂とは、神の特別な働きをする状態、または神が現れた状態をいう。


子安神社
木華開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
をお祀りしている。
子授け、安産、子育ての神様。


昨日の台風のあおりで今日に見学が編成された箇所があり、そのため時間短縮で、ここを1時間で拝見するにはあまりにも無謀。ほとんど駆け足だ。

内宮前のお祓い町通り、お蔭横丁は入口で終わり。

おはらい町通りの入口。
江戸時代のお祓い、おかげ参りの頃の伊勢の様子を再現した町並。
ずっと進むと、お蔭横丁がある。

 

鳥羽展望台
伊勢湾の絶景を臨む。
ここでランチ、伊勢エビカレー。


ミキモト真珠島をかすめて、パールロード伊勢志摩スカイラインを走り、

 

朝熊山・金剛證寺(あさまやま・こんごうしょうじ) 

金剛證寺は国重要文化財。伊勢志摩の最高峰(555m)にあり天候に恵まれれば富士山も眺望できる。
伊勢神宮の鬼門を守る、伊勢神宮の奥の院

神社と寺が一緒だ。神仏の宿る山


公孫樹並木が続く。

極楽門

ここより奥が奥の院。

奥の院

途中卒塔婆群が立ち並ぶ。
ここの卒塔婆は柱のような太いもの。それが立ち並び、深い断崖からの風を避けているようだ。

明星堂

 

金剛證寺本堂の前に寝そべる知恵虎

本堂開山堂
福徳・智慧を授ける。

福牛

連間の池

仁王門

 

 

帰路は来た道を辿って観光バスで豊橋まで。関、刈谷パーキングを通って。
四日市市あたりから名古屋港辺りの工業地帯の大きさにはびっくり。日本経済の屋台骨を感じた。

観光バスに星がついてることを知った。我々の観光バスは3つ星で最高。最低は星なし。バス乗降口に印がついている。お蔭さまで安心して過ごせた。
豊橋から新幹線こだま号グリーン車で東京まで。

お世話になりました皆様に感謝。

 

[完]

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