暮らしの中で考える地球環境とエネルギー

米沢エネルギー懇談会主催

平成19年6月4日  14:00〜15:30

会場 グランドホクヨウ米沢

6日からドイツで開かれるG8の主要テーマも地球温暖化をいかに防ぐかということになるらしい。
安倍総理は、2050年までに温室効果ガスを半減したいとの意向を掲げての参加。

まことに時機を得た講演会であった。

わたしの講演趣旨は、「求められるライフスタイルの変革、一人ひとりが主役」という主張。

・ 日本人に生まるる事を喜ぶべし
     資源が全く無い日本なのに、世界一豊かで便利で快適な国に生まれたことをことを有り難く大切にすることを、先のインド旅行の体験などを踏まえて訴えた。

     * 講演のあと、主催者の会長で米沢商工会議所会頭佐藤氏が、「米沢は景観も心も豊かで米沢に生まれたことを喜ぶべしです」とおっしゃり、米沢独特の素晴らしい言葉"おしょうしな"との言い回しを教えて下さった。
 "おしょうしな"とは、有難うとかもったいないという意のへりくだった言葉使いである。

 暮らしと地球環境、エネルギー消費の現状
     
京都議定書の現状とポスト京都の方向性について、暮らしを第一次石油危機の時以上に脱エネルギーで考えていかなければならないこと、快適、便利の追求が曲者であると。

・ 活エネルギーを
     
省エネルギーや省資源は"もったいない"という気持ちをこめて「もったいない運動」に展開する。
      *  グリーンベルト運動でノーベル平和賞を受賞したケニアの環境副大臣のワンガリ・マータイさん(女性)が日本に来て"もったいない"という素晴らしい言葉に出会い感激して、"もったいない"を国際語に広めたいといったことなどを紹介。
       *先のドイツ旅行で見たアウトバーンという幹線道路沿いに林立する風力発電の風車を例に、再生可能エネルギーを本格的に取り組むこと。
      *スローライフ運動を展開すること。スローライフ運動とは、スローフード運動に端を発し、子供にわが家の味を伝える、地元の食材を活かす、そして地場産業を大切にするなど、教育問題やエネルギー問題に繋がっている。

等の話しをした。

翌日の米沢新聞には一面に、山形新聞には米沢版にさっそく記事として取り上げられていた。

 

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