悦子の談話室

原爆投下

     
 

広島、長崎に原爆が投下されて64年目の夏。

オバマ米大統領は、最初に原爆を使用した国の責任として、全世界の核兵器廃絶を訴えているという。

昨日は、元クリントン米大統領が突然北朝鮮を訪問。
北朝鮮は、核廃絶6ヵ国協議の席につかないでいる最中なのだ。
有罪で強制労働を強いられていたとされる2人の米人女性ジャーナリストを解放させ、アメリカに連れて帰った。
ここで何が取引密約されたのか。

私はサラ・バレツキー著『ブラッディ・カンザス』を読書中。
V.I.ウォーショスキー・シリーズ以外の力作。彼女は政治的主張もしっかりと書き込む小説家。
この著書は、著者自身の故郷を舞台に、カンザスの農村の、過去の伝統と現在社会の動きの軋轢をテーマに取り上げている。
息子が農業の跡を取りたがらずに学校を放校され軍隊に飛び込んでしまい、イラクに派兵さる。バクダッドを巡回中道路上の爆弾爆発のため爆死。
イラクにいたのはたったの24日間。兵士だったのは23週間。19歳目前の死。…というところまで読んだ。
母親は、「私たちの国は、礼節と正義という主張のもとに築かれたのよ。なのに爆撃で何十万人もの罪のないイラク人を殺している。なんのため? 石油業界にいる大統領の友達連中をリッチにするため?」とその子に話して聞かせていただけに憤懣やるかたない。
2008年刊行。大統領とは言わずと知れた前ブッシュ米大統領のこと。

戦争は政治力学の最たるもの。
この64年間、どうにか戦争や戦禍に陥ることなくやってこられたのは、日本の大いなる誇りである。
この間、世界いたるとこるで戦争はぽっ発。
こんな有り難い、日本という国はどこにもない。
どうか、再び戦争にまきこまれることのない日本でありたい。

静かに平和運動は進んでいる。

(09.08.06)

 
     

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