過日炎天下の折、地鎮祭が行われた。 稲毛浅間様が執り行ってくれた。
四方に竹を立てて、神社から運ばれた組み立て式の祭壇が整えられ、お米、塩、お神酒、山海の恵みを供えて、神様の降臨を迎え、工事家内安全益々の繁栄を願う祝詞を挙げて頂き、参列者一人一人玉ぐしを奉げる。最後にお神酒で乾杯をして、無事終了。 無事というのは、この炎天下、1時間にわたり直立不動、大汗をかきながら誰も倒れなかったのだ。宮司さんは、正装に着替えての式典。私など目まい寸前だった。 宮司さんに後で、この炎天の下、有難うございましたと話したら、雨よりはいいですよ、雨だと衣装が濡れてしまいますから、とあくまでも穏やか。やはり神懸っているのかな。 準備から都合2時間、炎天に晒されたのは久し振り。ビタミンD、カルシウムも1年分は摂取できたかな。
これで一安心。工事を無事進めて下さいな。 地鎮祭を実施する家は現在は70%程との建築業者の話。棟上げ式は殆ど姿を消している。昔は組み上げられた棟からおひねりやお餅を投げ、それを拾うのが楽しみだったが。
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