悦子の談話室

東京スカイツリー見学

     
 

今話題の東京スカイツリーを見学する機会に恵まれた。
我が散歩コースの稲毛海岸からも見えるし、JR総武線が錦糸町駅に近づくと車窓から大きく見えるから、乗客みんなががやがやと話して見上げている。


JR錦糸町駅プラットホームから。

錦糸町で地下鉄半蔵門線に乗り換え、次の駅押上げで降りれば、そこは東京スカイツリーの真下。
東武線業平橋駅と北十間川の間の、東武鉄道の元貨物ヤード跡地に、2012年春開業を目指して、東京スカイツリーを間に挟んで商業塔・水族館やオフィス高層棟が建設中。


押上駅を出て、高層棟と東京スカイツリー。


近すぎて1枚におさまらない。
上部。

多くの見物人というか観光客。
業平橋やの上はカメラを構えたひとびとで賑わっている。


今日で529mまで建設が進んだ。
デジタル放送用アンテナ部分の最上部は634m。世界一の高さのタワーになる。


低層の商業などの建物側からスカイツリーと高層棟を望む。

東京スカイツリー・インフォメイションセンターで東武タワースカイツリー(株)の役員の方々から説明を受けた。
残念ながら建築現場には入れない。

この施設は、地元の墨田区や地元関係者が東武鉄道に新タワー誘致の協力を要請した事に始まったそうだ。
そして台東区も協力。
15者の名乗りの中で、NHKを含む在京放送事業者6社がこの東武鉄道に最終決定した。
コンセプトはRising East(ライジング・イースト)。
東京東部の下町活性化にはもってこいのプロジェクトだ。

下の写真は、インフォメーション・センターのビルの屋上からスカイツリーを仰ぎ見たもの。



タワー断面図は、地面は3箇所で三角形で支えている。
三角形の一辺は68m。
それが上部にゆくに従って円形となる。
柱が上部にゆくと内側に寄っているのが分かる。

「和」に拘っている。
「五重塔」の建築技術を取り入れ「心柱」を中心として各層を独立したものにしている。
外装の色は「藍白(あいじろ)」という最も薄い藍染めの色。青みかがった白といおうか。
ライティングデザインは江戸の心意気、「粋(いき)」と「雅(みやび)」という2つの光が1日毎に現れる。江戸紫が基調とか。

完成が楽しみだ。

(10.12.21)

 
     

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