掲示板に寄せられた声

インド雑感　投稿者：篠﨑清磨投稿日：2007/04/25(Wed) 21:26 No.616

インドについては、殆ど知識がなく、カースト制度による極端な貧富の格差、国民のほとんどが極貧の生活を強いられている、言語の種類が多い、伝染病が蔓延、などなど、マイナーな認識を持っていましたが。数々の歴史的建造物の壮大さと、保存状態の良さ、美しさには、驚きました。また、写真が上手に撮られていますね。U元常務がほめていましたよ。ただ、インド経済の発展は中国のそれ凌駕しているとのこと。数学の天才教育に力を入れていることなど、不思議な国ですね。

Re: インド雑感　篠崎悦子 - 2007/04/25(Wed) 21:58 No.617

ご覧頂き、有難うございます。
Uさまにもよろしくお伝え下さいませ。

インドについての知識は、我々日本人は持っている方でしょう。モヘンジョダロとか、タージ・マハルとか、ガンジーさん、ネールさんなどなどと。
インドは歴史は古く、国土は広く、人口は多く、従っていろいろな意味で格差は激しく、それら全てを飲み込んで混沌とした物凄い国といえましょう。

インドに行って思い出したのですが、私は高校生の時、インドのボンベイにペンフレンドがいて、デサイさんといいました。確か大蔵大臣だか何かのお嬢さんで、親戚が日本に大使として赴任していて、その渋谷のお宅に、姉さんと伺ったことがありました。
インド人のガイドさんにその話をしたら、「デサイさんはボンベイでよくある名前で、大臣までしたそのデサイさんは名家ですよ」とのことでした。懐かしいー。

ガイドさんに、インドでは学校で日本について何を教わりましたかと聞いたら、「さむらい!」ということでした。このガイドさんはインドの国立ネール大学を卒業している比較的教養の高い人ですが…。

日本について、海外では殆ど知られていないのが実情です。

インド旅行記　投稿者：aine389 投稿日：2007/04/22(Sun) 20:38 No.611

楽しく興味深く読ませていただきました。
インドは行ったことも情報も少なく興味を持って読ませて頂きました。
写真の腕が良いと思われますがとても建物の色彩が綺麗ですね。
歴史の永い国と言わんばかりの建築物の美しさ、デザインのスマートさにも引かれました。

何時も思うのですが（中国の時も）長い時間を要するバス移動（道路事情の悪い所も有りそうですし）
悦子さんは腰痛持ちでしたよねー。
５～８時間苦痛無く絶えられましたか？

その他の行動力、みなぎるパワー信じられないものがあります。
苦痛より興味や向学が勝ってしまうのですか？

一寸不思議な事、インドのカースト制度のいまだ残る現状と
医療・ＩＴの目覚ましい発展、又核保持、ミサイル発射等々何か
一つとしてこの関連を納得出来ないのは私だけでしょうか？
美夜子

Re: インド旅行記　篠崎悦子 - 2007/04/23(Mon) 10:18 No.612

読んで下さって有難う。

そう、このインド旅行の数日前も、九十九里の家の草取りをして、また軽い腰痛が始まりました!
で、チャンピョンベルトと称している腰のサポーターをしっかり付けて何とか治して、でも、インド旅行中もバスで揺られる時には事前に用心してベルトを付けて、ここが肝心ですが、座る時は正しく深く座りました。リクライニングなど使って浅く座るとてきめんに再発です。
お蔭様で無事、難なく過ごしました。

インドは世界でも格差社会の最たるものです。
何千年ものカースト制が歴然と残っています。これは職業によつて区別する制度ですから、従って経済力、学力、情報力がそれに伴って区別されてくるのです。
医学、天文学、今日のIT学などを手にして実現できるのは、極々限られた人ということです。
天文学に長けて天文台を各所に作ったのもマハラジャ(地方の豪族、王)でした。
IT関連が凄いとのことですが、極く限られた人たちがそれ専門の学校に通えるだけです。
その他の99%は、極貧にあえいでいるでしょう。ただ、それを極貧とは思っていないのではないでしょうか。先祖代々の仕事を誇りをもって受け継ぐ…。

日本ほど、ある意味、一般に富も情報も垣根なく広まっている国は、世界にはそうはないということを再度実感した旅でした。