6日目

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スペインの旅 8日間

6日目 (12.01.18)

今日は、早や観光最終日。
首都マドリットと、近郊のトレドにゆきます。


マドリッドの宿泊ホテル。
この25という数字のホテルが闘牛士には縁起がよいそうです。
なるほどFOXA32とかたくさんありました。
素敵なマタドールやビカドールが同宿していないか探してしまいました。が、今はシーズンではないですね。


宿の壁に掲げられている討ち取られた牛の首。
大きいです。
優しい顔をしています。

 

マドリットの市街見学

マドリッドは、1561年にフェリペ2世がスペイン王国の首都としてから発展。それまでは小さな集落にすぎなかった。


あっ、これ、レアルマドリッドのホームスタジアム
今日はバルセロナとの一戦があるそうです。
試合は夜の10時キックオフ。
流石スペイン。夜遅く遊び騒ぐのですね。
ツアーメンバー新婚さん、頑張って観に行きましたよ。
こちらはお誘いされても、もうだめ、くたくたです。


これはなんだったかな。市役所?


ラッシュアワーで交通渋滞。
でも、片道4車線はある広い道路です。



これも何?
知っている人、教えてくださいね。


スペイン広場

中央の塔は、セルバンテス没後300年に建てられたセルバンテスの記念碑
セルバンテスの足元に、サンチョ・パンサを従えたドン・キホーテがいる。
後ろに聳えるビルはスペイン・ビル。
真ん中の高い建物はマドリット・タワー。


上にのっているのは地球儀かな?

 


王宮の隣にあるアルムデーナ大聖堂かな?。

現在王宮の建っているところは、イスラム王朝支配の頃の城塞があったところ。
王宮の廻りには王宮の見晴らしとしてオリエント広場がある。
歴代の王の像が置かれている。
王宮自体の写真は、道路がちょうど地下道にかかってしまって撮れなかったな。


市内を走っている2階建て観光バス、マドリット・ビシオン


王宮の後ろに控えるアルムデーナ大聖堂

 


ビリャ広場に残る市庁舎、17世紀の建物。


スペインのマックは黄色です。

 


シベーレス広場中央にある大理石の2頭のライオンが戦車を引くシベーレスの噴水


プラド美術館
(中の撮影は禁止)
スペイン王室のコレクションが元となっている。

ベラスケスやエル・グレコ、ゴヤの絵をしっかり観ました。

館長を務めたこともあるゴヤ像。

 

プラド美術館を出て、後ろに位置するサン・ヘロニモス・エル・レアル教会

 

 


これは何?
アルカラ門ではないですね、ね?

 

国立ソフィア王妃芸術センター

ビカソの「ゲルニカ」を観るためにきました。
「ゲルニカ」の撮影は出来ません。
ピカソの、静かな強烈な哀しい怒りを感じました。

ここは、歴史的建造物で元サン・カルロス病院でした。
現在は現代美術センターとして現代アートを蒐集展示している。


エントランス

「ゲルニカ」を観てから、ピカソ、ダリ、ミロの作品も観ます。
こちらは撮影可です。

ダリの絵。

中庭に造られたミロの作品。

 


これ、なんだったかな。
意味のあるものです。


街中です。


たばこ屋さんは道路脇に大きく店を張っています。
流石スペイン!


そして、何故かスペインのポストは黄色です!

 

王宮前に来ました。
王宮前広場。
150m四方の建物で、2800の部屋を持つ。
その内50室が見学可能。
30年以上前に来たときは中を見学したが、ベルサイユ宮殿を模したように贅を尽くしたものだった。
当時はまだ一画に王家が住んでいらしたはず。今は別の宮殿にお住いのご様子でした。


衛兵の交代です。





午後はトレドにゆきます。

カスティーリヤ、ラ・マンチャ地方の中心に位置するトレドは、古い町です。
ローマ時代に要塞都市として名をあげ、6世紀には西ゴート王国の首都とる。
711年、イスラム教徒に征服される。
1085年、カスティーリア王国のアルフォンソ6世により再征服(レコンキスタ)される。
この間、イスラム教徒、キリスト教徒、そして1492年に国外追放令がでるまでユダヤ教徒が、共に暮らしていた。
1561年、マドリッドに遷都してからも、カソリックの総本山として栄える。
宗教的にも文化的にも建築的にもたいへんに特徴のある街となっている。

蛇行したタホ川に包まれ守られたトレドの街。

 

トレドの丘陵、旧市街に入ります。
入り口は「太陽の門」です。



カテドラル(大聖堂)


スペイン・カトリック総本山。
1227年フェルナンド3世により着工、1493年完成
美しいゴシック様式、の筈ですが、1932年のスペイン内戦で殆ど破壊され、その後立て直した


入場します。

宝物室で、その宝物に目を奪われます。


「聖餅顕置台」
金銀宝石で造られている高さ2m半重さ200kg。5000個からの部分で造られている。
下部はコロンブスがアメリカから持ち込んだ最初の金で造られている。
1年に1度、聖体節の時にこの「聖餅顕置台」はトレドの街を厳かに宗教行列で練り歩く。


フランス王聖ルイ(ルイ14世のこと?)から送られた聖書3巻。

参事会員室の天井
ムデハル様式の美しい天井。
ムデハル様式とはイスラム教様式とキリスト教様式を融合したもの。
鍾乳石飾りにみえますね。

 

 

大祭壇(大礼拝堂)


大祭壇の鉄格子
鮮明でなくて残念。それは美しく、中央にカルロス5世(神聖ローマ帝国皇帝を兼ね、その際はカール5世という)のハプスブルグ家の紋章双頭の鷲が彫られ、十字架を支えている。

祭壇の彫刻は木製
キリストの人生が彫られている。

祭壇に明かりが差すように工夫している。


バラ窓。


聖歌隊席も見事な木製の彫物で椅子や壁など造られている。

 

聖具室
ここはスペインでも有数な美術館となっている。


見事な天井のフレスコ画。

部屋の奥突き当たりに、グレコの「略奪」がある。

そして、両側壁に、グレコの「主唱」というキリストの12人の使徒の一連の絵が展示されている。
その1枚。

その他、ティツィアーノの「法王パウロ3世の肖像画」やラッファエロの「ベールの聖母」などなど。

ここは何か東洋風ですな。

 

さて、外にでました。

サント・トメ教会に行ってエル・グレコの「アルガス伯の埋葬」を観ます。
でも、撮影禁止でしたので、よく覚えていません!

陽も傾きはじめましたので、バス駐車場まで帰ります。

途中、ハブスブルグ家の紋章を付けた壁を発見。

そして、ゴミ箱も?!!

街(旧市街)の外壁。



ここはどこだったかな。行列が少なかったので予定外でしたがよったところ。
エル・グレコの家?
中は撮影は禁止で、門外不出(壁に描かれていたのか大き過ぎてか)で、でも興味深い絵でしたよ。確か、知っている?


丘陵の下に広がる新市街です。


トレドともお別れです。


宿泊ホテルのあるマドリットに戻ります。
帰りはかなり渋滞しました。
バルセロナとの一戦があるからだとバスの運転手さん。

帰着しました。
これでスペイン観光は終わりです。
明日朝、帰国の途につきまーす。

お休みなさーい。

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