みどりの日

トップ > 日記

九十九里浜日記

2012年05月05日

九十九里の家は、草ぼうぼうです。
昨日はみどりの日とか。
今日は早や立夏だそう。
木々の緑は生い茂り、丈の伸びた草も含めて、お陰様で充分みどり浴しました!
梅雨かと見紛う雨が降ったり晴れたり。
草取りに2時間くらい取り組みましたが、ほんの道ばたと屋敷まわりだけで精一杯。
腰が笑い始めたので止めました。

その前に、父の十七回忌の打ち合わせをお寺さんで済ませてお墓に行ったらこちらも草ぼうぼう。
草取りに小一時間かかりましたわ。

そして、今日はこどもの日
そして、多分満月、十五夜かな。大きなお月さまが夕7時頃に登っている。
お風呂用に買ってきた菖蒲を燕子花を描いた筒長の花瓶に挿して、月見が似合う丸窓に供えた。

殆どの田んぼで田植えは清々しく終わり、藪鶯が鳴き、番の白鷺が田んぼの虫を啄んでいる。
田んぼの周りや家のまわりの躑躅が赤やビンクに華やかに競っている。(今年は何故か我が家の躑躅は花をつけていない)
蛙がかなり大きな声で1匹鳴いていた。
我が家の裏庭で枸杞の若芽を一握り摘み、お浸しで食べた。
うっすらと甘苦い風味がとても美味しいのだ。

トロイ遺跡を発掘したシュリーマンは、その前に世界一周の船旅をしていて、是が非でも行ってみたかった日本に、混沌としていた清国から逃れるようにして幕末の日本(神奈川や江戸)に来たのが6月頃だったはず。丁度梅雨の頃。
現在では関東の田植えはゴールデンウィークに殆どが行われよう。この整然として清々しい田んぼの風景やお百姓さんたちの働き振りを見て、シュリーマンは、日本は素晴らしい。人々は礼儀正しく、働き者で、国土は見事に耕され、家々の庭では花が咲き誇っている、と感歎して本に記している。シュリーマン著『シュリーマン旅行記 清国、日本』

主が留守勝ちでも健気に花を咲かせてくれる我が家の花たち。


紫蘭


ナデシコ


小手鞠


小手鞠 

 

[前の日へのリンク]← 
→[次の日へのリンク]

NewChibaProject