『夜明けのフロスト』

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読書日記

2013年06月29日

『夜明けのフロスト』 R.D.ウィングフィールド 他 光文社文庫 571円+税

南アフリカ旅行で、眠られぬ夜や飛行機乗り接ぎ街時間に読むために、軽い本を持参したのがこれ。
面白くて道中も読んだが、今回はよく眠られたので、残りを帰宅してから楽しんだ。

7編を厳選した短篇クリスマス・アンソロジーだ。

『夜明けのフロスト』は、大好きなフロスト警部の折角のクリスマスが、いつものように徹夜で事件に取り組んで、めでたく終わるというもの。
人情味豊かでやもめで中年男のいいシリーズものだ。

他に
『クリスマスツリー殺人事件』 エドワード・D・ホック
『あの子は誰なの?』 ダク・アリン。
『Dr.カウチ、大統領を救う』 ナンシー・ビカード。
『お宝の猿』 レジナルド・ヒル。
『わかちあう季節』 マーシャ・マラー&ビル・プロンジーニ。
『殺しのくちづけ』 ピーター・ラゼビイ
 

レジナルド・ヒル以外は初めて読む作家だ。
それぞれにクリスマスに起きた事件や事柄を巧妙に暖かく組み立てている。

 

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