『鬼平犯科帳2』

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読書日記

20180001月12日

『鬼平犯科帳2』 池波正太郎 文春文庫 510円+税

全24巻もあるのだ。これから長い付き合いになりそうだぞー。
中村吉右衛門のテレビドラマもシリーズで相当ありそうだ。
江戸の地形、風情、人情、情緒、特に言葉使いが生き生きと伝わってきて実にいい。こちらもついつい江戸っ子気質になってくる。
また、盗賊の言葉使いが面白い。「お盗(おつとめ)」、「勘働き」、などなど。
鬼平、そしてこの火付盗賊改方の制度は実在したものだったというから尚さらに面白い。
著者は江戸時代の食生活にもこだわって記述している。天婦羅蕎麦の美味しそうな事。シジミ汁、そして、しゃも鍋。さらに、酒をうまそうに鬼平が飲む。こちらもつい酒飲みになってしまったよ。
 

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