おしゃべり・トーク

退職日記

         
   

2004年04月05日

 午前8時、好きなアール・グレイにたっぷりのミルクを入れて、頂いたたくさんの花の手入れをして、のんびりと!

 小鳥のさえずりしか聞こえない。

 今朝は、毎年やってきてくれるうぐいすが、まだ上手に鳴けないで、「ケキョ、ケキョ、ケキョ、キケキョッ」などと、可愛い初鳴きを聞かせてくれた。

 至福の時である。

 退職先輩のある方が、「朝、窓を開けて、通勤で急ぐ人をみると可哀想になる。こちらはゆっくりと一服で、最高。」と言っていた。

 今、その気持ちがよく分かる。申し訳ないが、寅さんでなくとも、「額に汗して働く全国の労働者諸君、ご苦労様」という気分である。

 朝早くの出社はかなりのストレス要因である。友人で早めに定年退職した人は、実は極度の不眠症に罹っていた。いまだに治りきってはいないそうだが、でも早朝の出社のプレッシャーがなくなっただけでも、少し楽だと言う。

 時間のプレッシャーは怖い。

 テレビ出演の仕事をしていたことがある。最後に45秒でこのコメントをしてとか、3分でこれだけしゃべってとか、とにかく時間の制約は秒単位だったりした。もの凄いプレッシャーである。それが麻薬と同じで、プレッシャーであると共に快感なのである。そして一度味わうと麻痺してきて、止められなくなる。それがないと充実感を感じなくなる。

 早朝からの職場でのルーチンワークも同じことが言えるかも知れない。

 プレッシャーから開放された時間をだらだらと過ごすのでは惜しい。前から生活時間の管理は出来ていたつもりだか、ここでまた造り直してみようか。

 のめり込んでしまうこのホームページに向かうのは、午前中だけにしないと。午後や夕方に始めると、あっという間に時間が過ぎて、気がつくと明日になっていたりする。先ずはこれを気をつけていこう。

 今日は、午後、毎年頼まれる執筆の打ち合わせで新聞社にゆき、夜は、有難いことにまた盛大なお疲れ会をしていただくことになっている。ここ当分、夜の外出が続く。

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