おしゃべり・トーク

退職日記

         
   

2004年04月19日

 昨日は町内会の定期総会があった。私は今年度は輪番で班長がまわってきたので出席した。

 地域の仕事が盛りだくさんで、たいへんなことだ。

 会員としては殆どのご主人は出席しないので、奥さんの名前が多い。そして、約500会員(所帯)中に70歳以上の人が約190人いる。正に高齢社会である。

 そこで、なんとか会費を多く捻出するために、これまでは1会員につき1会費を徴収していたが今期から1会員につき所帯数の会費を徴収することになった。二世帯同居のお宅は2会費を収めることになる。

 そして、弔問見舞い金が、会員の場合10000円から5000円に値下げになった。今後多く出費が予想されるからである!

  高齢社会ということは、退職した人が多いということである。男性で退職して地域のボランティアとして活動している事例をよく聞くが、どうもそればかりではなさそうである。

 奥さんを町内会の役員に出しておいて、ご自分はうちでぶらぶら。

 会議の後の茶話会で、こんな話しでみんなして大笑いになった。

 「うちは、以前は何もしなかった。雨が降っていても洗濯ものを取り込まないでみていた。それが、30年かかってようやく少しできるようになった。この前遅く帰ったら、洗濯ものを取り込んであったもの。」

 「うちは、電話でお布団を取り入れてと頼んだら、お布団だけ取り入れてくれた。夜、何だか変だと思ったら、毛布はそのまま外に干しっぱなしだった! お布団をと言われたから、毛布はいいのだと思った、だと。」

 生活能力は女性のほうが多分はるかにある。退職後の男性の自立が求められていることがよく分かる話しだ。濡れ落ち葉なんて言われたくないでしょ。

 私はと言えば、バリバリのキャリアウーマンであっても、家事はおろそかに出来ない方だった。家が片付いていないと気になって仕方ないし、食事も手づくりが好きだった。だから今はやることがいっぱいあって飽きない。

 スーパーに行くと、旬のものがたくさん出回っている。

 筍を若竹煮にして、そら豆を茹でで、初かつをを土佐づくりにして、兄からもらったワインを飲みながら、最高の夕食である。いい蕪があったので糠漬けにして、わけぎの味噌汁にした。

 今晩は、また友人がお疲れ会をしてくれるので外出である。こちらはまだまだ続く。

(2004年04月16日)← →(2004年04月20日)

[退職日記][日記]

   
         
 

[おしゃべり・トークへ]

NewChibaProject