上野公園芸術散策

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スローライフ日誌

2011年05月20日

昨日は午後上野公園で芸術の散策をした。
相変わらず上野公園は賑わっている。
修学旅行、遠足、特に中高年のスローな人々などなど。 

昼食をいつもの東京文化会館2階の精養軒でとった。ゆっくりと。
と、1階のロビー奥で、東京都交響楽団メンバーによるティータイムコンサートが開かれている。
これは月1回程度の開催でまたまたその日にあったのだった。
入場無料。

東京国立博物館本館の「手塚治虫のブッダ展」を観る。
手塚治虫は60歳で亡くなったが、ブッダは80歳で涅槃に入る。
手塚治虫は漫画『ブッダ』を10年以上かけて描き上げ、2000万部の大ベストセラー!!!
漫画の原画と、ガンダーラなどから出土した仏像と対比しながら、ブッダの生涯を展示している。

次に平成館で「写楽」を観る。
謎の浮世絵師写楽。
10ヶ月間で140図以上の版画を作製し、忽然と歴史から消えた。
いろいろと解釈がなされているが…。
その殆どを網羅して展示して、比較ができるように他の絵師の作品も展示しいる。
外国の美術館所蔵が圧倒的に多く、浮世絵が江戸末期から開国にかけて殆ど海外に流出したことを物語っている。

帰ろうと外に出て歩いて来ると、何とめったに会わない静岡県在住の知人とばったり。
彼女は東京近代美術館の「レンブラント」展を観てきたのだとか。

世の中、なかなか狭いものではある。
 

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