おしゃべり・トーク

退職日記

         
   

2004年05月12日

 昨日は、お疲れ会のダブルヘッダーが東京であった。

 有難いことに、昼食会は赤坂で、夕食会は高輪台で、それぞれたいへん御世話になったグループの、退職大先輩の方々が催してくださった。(正確に言うと、2人は現役であるが。)

 そこで出た会話は、友が大勢いるということは何と幸せなことかということ。そして、その環を大切にしていきたいということであった。

 退職して、なおひかり輝いている人たちは本当に素晴らしい。その秘訣は、退職への潔さと、次のステージでの目標をはっきりと定めていることにありそうだ。

 退職してから料理を始めたという男性。誰が見ても、"えっ、この人が料理"!?というような、大旦那風の人。腕前はすでにプロはだしとの評判。料理をして、みんなに食べてもらう、これが大切な夫婦の環、そして友との環を深め広げていけるのだと。ホームパーティーを二月に一回くらい開くとのことである。そして、器にも凝ってくる。こんなにいいご主人、奥様にとっては願ったり、叶ったりであろう。

 大きな海外旅行を年一回はすると決めている人もいる。そのために英会話の勉強を続けている。こちらも、だから、趣味が嵩じてグループのリーダーとして海外旅行をこなすようになっている。

 私はと言えば、まだ退職して1ヶ月強が過ぎたばかりの新米。まだ、時間の管理が自由になったことを最大の喜びとしている段階で、今後の大きな方針や目標は思案中である。出来れば、60歳台,70歳台、80歳台とそれぞれの年代でできることを大いに楽しめたらいいななどと、少しづつ先のことに思いを巡らせているところである。十年を一区切りとして、あと3回

何かにチャレンジすることができるかな。

 「退職」をいつまで引きずっていても始まらない。これは新しい幕開きなのである。豊かな人生を、前を向いてゆっくり歩いてゆくことにしたい。先輩そして後輩の皆さまの多くのご指導、ご鞭撻をお願いするばかりである。

 この退職日記はここら辺りでひとまず筆をおくことにしよう。

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